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外科


┃身体への負担が少なく、最大の治療成績を上げる事を目標としています
消化器、呼吸器、乳腺などの悪性疾患、気胸、胆石、下肢静脈瘤、肛門疾患、ヘルニア(脱腸)などの良性疾患の手術を行っています。
また、虫垂炎や腹膜炎などの救急疾患、その他(切り傷、擦り傷)、熱傷(やけど)、皮膚良性疾患などにも幅広く対応しています。


┃治療・手術について
年間手術件数は約350件です。

○悪性疾患

胃癌、結腸/直腸癌、肺癌、乳癌を中心に手術を行っています。
癌に対しては根治治療を目標とした。総合的な治療が必要です。当院では、手術だけではなく術前及び術後の化学療法(抗癌剤治療)や放射線療法(他院との連携)など、入院中、退院後も同じ医師が継続して治療を担当します。 医師と患者さんの信頼関係を重視し、常に最適な治療が出来るよう努めています。

上部消化器癌
胃癌を中心として手術治療を行っています。症例に応じて術前化学療法や術後化学療法を積極的に行っています。
手術症例は 胃全摘術、幽門側胃切除術、噴門側胃切除術や進行胃癌に対しての拡大切除術などを行い予後の改善に努めています。また早期胃癌に対しては内視鏡的粘膜切除術(ESD ,EMR)を適応範囲内で施行しています。

下部消化器癌
結腸癌/直腸癌の手術治療を中心に行っています。
症例に応じた手術法の選択(肛門機能温存、人工肛門造設等)また、術後の予防的な抗がん剤の投与や進行再発症例に対して従来の抗がん剤に加え分指標的薬を併用し患者個人に合った治療を行っています。また大腸腫瘍に対する内視鏡的切除も行っています。

肺癌
開胸または胸腔鏡を使用して病状に合った手術方法を選択して治療にあたっています。
術前/術後の抗がん剤治療や放射線治療(他院と連携)を積極的に取り入れて患者さんのQOL、予後の向上に努めています。

乳癌
手術治療を中心として病変の早期発見 早期治療に努めています。
適応に応じてホルモン療法や抗がん剤治療、放射線治療(他院と連携)を積極的に行っています。

肝・胆・膵領域の癌
切除可能と判断した症例では積極的に対応しています。
切除不能な症例には内科的治療や抗がん剤治療など可能なかぎりQOL、予後の向上に努めています。

鏡視下手術について
当科では病気の進行具合を詳細に検討し開腹手術と同等の治療成績が得られると判断された症例に対しては積極的に腹腔鏡/胸腔鏡にて手術に対応しています。


○良性疾患
胆石症
腹腔鏡下胆嚢切除術
強固な癒着がある場合を除き、腹腔鏡を利用した低浸襲手術を最優先に行っています。

鼠径ヘルニア
腹腔鏡下ヘルニア修復術(TAPP法)
当院では低浸襲で術後のキズの痛みが少ないことや再発率が低く、手術創が小さい(一般的に5mm?1cmの小さな穴)ことから腹腔鏡を使用した手術を基本的に取り入れています。
以前にお腹の手術を行われた方や持病で全身麻酔のかけられない方は腹腔鏡の手術の適応でない方もおられますので担当医とよくご相談下さい。

気胸
基本的には、胸腔鏡を利用した低浸襲手術を行っていますが、年齢や肺の状態に応じて、胸膜癒着法など手術以外の治療も行っています。

痔核
痔核への硬化剤注射療法(ALTA療法)を取り入れています。
これは従来の痔を切り取る手術と違い、痛みの感じない部位に注射をして痔に流れ込む血流を減らし、痔を消退させる方法です。出血や痛みが殆どなく、短期間の入院で治療可能です。

虫垂炎
急性虫垂炎に対しては画像診断などより出来る限り正確な診断を心掛け手術治療、あるいは抗生剤による内科治療を選択しています。

下肢静脈瘤
高位結紮術や注射による硬化療法で低侵襲な治療を基本に治療を行っています。
基本は外来にて治療を行っていますが症例により入院治療が必要な場合もあります。

体表の外傷・やけど
湿潤療法を行っています。
これは ①消毒しない ②ガーゼを貼らない ③乾かさない という治療法で少ない通院日数で痛みが少なく早い傷の治癒が可能です。


┃治療実績疾患

消化器の悪性疾患食道癌・胃癌・結腸癌・直腸癌・肝臓癌・胆嚢癌・膵臓癌
呼吸器の悪性疾患肺癌
呼吸器・消化器の転移性疾患
転移性肺腫瘍・転移性肝腫瘍
その他の悪性疾患
胃粘膜下腫瘍・小腸腫瘍・悪性リンパ腫
呼吸器の良性疾患
自然気胸・膿胸
消化器の良性疾患
虫垂炎・結腸憩室炎・s状結腸捻転症・鼠径ヘルニア・閉鎖孔ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア
肛門の良性疾患
痔核・痔瘻
その他
下肢静脈瘤 等々

┃インフォームド・コンセントとセカンド・オピニオン
外科治療は身体に負担をかける場合があります。
そのため、患者さんが自分の病気や治療について十分理解することがとても重要です。スタッフ一同十分なインフォームド・コンセントを心がけてチーム医療を行っていますので、どんなことでも質問して下さい。
また不安を解消するために当院以外のセカンド・オピニオンをご希望の方は、遠慮なくお申し付け下さい。私たちは、患者さんの充分な理解と納得が、治療成績を上げる第一歩と考えています。

┃スタッフ紹介
○上原 淳 院長
認定資格
日本外科学会認定医、専門医
日本呼吸器内視鏡学会認定医、指導医
日本呼吸器学会専門医
身体障害者福祉法指定医(呼吸器)
日本医師会認定産業医
インフェクション・コントロール・ドクター

所属学会
日本外科学会、日本胸部外科学会、日本呼吸器外科学会
日本呼吸器科学会、日本肺癌学会、日本呼吸器内視鏡学会
日本臨床外科学会、日本感染症学会

○菖蒲 洋大 外科部長
認定資格
日本外科学会認定医、専門医
日本消化管学会認定医、専門医/暫定指導医
四段階注射療法施行認定(ALTA療法)
身体障害者福祉法指定医(膀胱/直腸、小腸)
日本抗加齢医学会専門医
埼玉医科大学医学部非常勤講師

所属学会
日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会
日本消化管学会、日本大腸肛門病学会、日本消化器内視鏡学会
日本臨床外科学会、日本肛門病研究会、日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究会

○辻 昌孝
認定資格
日本外科学会認定医、専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医

所属学会
日本外科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会
日本食道学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会
日本内視鏡外科学会、日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究会

○小櫃 由樹生
国際医療福祉大学心臓血管外科
認定資格
心臓血管外科専門医
日本外科学会専門医、指導医
日本脈管学会専門医

所属学会
日本外科学会、日本胸部外科学会、日本心臓外科学会
日本血管外科学会、日本脈管学会、日本静脈学会

○内田 修
認定資格
日本外科学会専門医、指導医
日本呼吸器外科学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医、指導医
日本医師会認定産業医
日本臨床細胞学会細胞診専門医


┃外来担当表


午前1診
上原

2診
藤原

1診
菖蒲

2診

午後手術
手術 / 検査
手術


午前1診
菖蒲

2診
内田
野村
菖蒲
午後手術 / 検査
上原
-

※都合により変更になる場合があります。
※月曜日第2診(担当:菖蒲)は10:30~です。
※血管外科診療(担当:小櫃)は原則として第2木曜日午後ですが、下肢静脈瘤などの診察、検査はいつでも受け付けています。
○専門外来

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